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リボン関連

リボンをカスタマイズする(Access)

カスタマイズをはじめよう」でリボンのカスタマイズ方法を紹介しましたが、Accessの場合はカスタマイズ方法がWordやExcel、PowerPointと若干異なります。
今回はAccessのリボンのカスタマイズ方法を紹介します。

 

1. Accessを起動し、データベースを新規作成します(もしくは既存データベースを開きます)。
2. Officeボタンから「Accessのオプション」を開きます。

3.カレントデータベース」から「ナビゲーションオプション」を開きます。

4.システム オブジェクトの表示」にチェックを入れ、「OK」ボタンをクリックします。

5. 再度Accessのオプションを開き、「アドイン ユーザー インターフェイスに関するエラーを表示する」にチェックを入れ、「OK」ボタンをクリックします。

6.作成」タブから「テーブルデザイン」をクリックします。

7. 下記の通りフィールドを追加します。

フィールド名 種類 フィールドサイズ
ID オートナンバー 長整数型 (Long Integer)
RibbonName テキスト 255
RibbonXml メモ  


8.ID」フィールドを選択し、「主キー」ボタンをクリックします。

9.Ctrl + S」キーを押し、テーブル名を「USysRibbons」としてテーブルを保存します。
10.USysRibbons」テーブルをデータシートビューで開き、下記データをテーブルに追加します。
ID RibbonName RibbonXml
(オートナンバー) My Tab
<customUI xmlns="http://schemas.microsoft.com/office/2006/01/customui">
  <ribbon startFromScratch="false">
    <tabs>
      <tab idMso="TabCreate" visible="false" />
      <tab id="dbCustomTab" label="A Custom Tab" visible="true">
        <group id="dbCustomGroup" label="A Custom Group">
          <control idMso="Paste" label="Built-in Paste" enabled="true"/>
        </group>
      </tab>
    </tabs>
  </ribbon>
</customUI>


11. テーブルを閉じ、一度データベースを閉じます。その際下図のようなダイアログが表示された場合は、「はい」ボタンをクリックします。

12. データベースを再度開き、「Accessのオプション」を開きます。
13.カレントデータベース」の「リボン名」プルダウンからリボン名を選択し(今回は「My Tab」)、「OK」ボタンをクリックします。

14. 確認のダイアログが表示されるので、「OK」ボタンをクリックします。

以上で作業は終了です。
一度データベースを閉じ再度開くと、「作成」タブが非表示になり、「A Custom Tab」が追加されていることが確認できます。