下記レジストリキーを設定することで、特定のコントロールを無効にすることができます。
[レジストリ位置]
HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Office\(バージョン)\(アプリケーション名)\DisabledCmdBarItemsList
※ バージョンとアプリケーション名は下記の通りです。
[バージョン]
ソフト |
バージョン |
Office 2007 |
12.0 |
Office 2010 |
14.0 |
[アプリケーション]
Access , Excel , InfoPath , Outlook , PowerPoint ,
Publisher , SharePoint Designer , Visio , Word
[キー]
TCID*
※ 「*」部分には数字が入ります。複数のコントロールを無効にする場合、最初のコントロールは「
TCID1」次のコントロールは「
TCID2」というようになります。
[タイプ]
文字列値
[値]
無効にしたいコントロールのポリシーID
※ ポリシーIDはOffice 2007の場合は「
2007 Office System Document: Lists of Control IDs」Office2010の場合は「
Office 2010 Help Files: Office Fluent User Interface Control Identifiers」からダウンロードできるコントロールIDリストの「
Policy ID」列に記載されています。
※ 上記リストからコントロール名を探すのが困難な場合、私のサイトにある「
コントロールID 一覧(Office 2010)」もご参照ください。
例えばExcel 2007の場合、レジストリエディタで「HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Office\12.0\Excel\DisabledCmdBarItemsList」内に「
TCID1」(値:186)と「
TCID2」(値:1695)を設定すれば、「
Visual Basic」と「
マクロ」が無効になります。
※ レジストリを編集する前にバックアップをとっておくことをお薦めします。