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Backstageを表示する時と閉じる時にマクロを実行する(Office 2010)

※ この情報はOffice 2010 Public Beta版を元にしています。製品版では変更になる可能性がありますのでご注意ください。

 

今回はBackstageを表示する時と閉じる時にマクロを実行する方法を紹介します。

 

1. Officeファイルを開きます(今回はExcelファイル)。
2. 標準モジュールに下記コードを貼り付けて上書き保存した後、ファイルを閉じます。

Sub backstage_onShow(contextObject As Object)
  MsgBox "Hello My backstage!"
End Sub

Sub backstage_onHide(contextObject As Object)
  MsgBox "Goodbye My backstage!"
End Sub
3. Custom UI Editor Toolで2.のファイルを開きます。
4. 下記コードを貼り付け、上書き保存します。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<customUI xmlns="http://schemas.microsoft.com/office/2009/07/customui">
  <backstage onShow="backstage_onShow" onHide="backstage_onHide" />
</customUI>
5. 4.のファイルをマクロを有効にして開きBackstageを表示すると、「backstage_onShow」が実行され、メッセージボックスが表示されることが確認できます。

6. Backstageを閉じる時は「backstage_onHide」が実行され、メッセージボックスが表示されることが確認できます。

※ 上記のように「onShow」属性と「onHide」属性を追加することで、Backstageを表示する時と閉じる時にマクロを実行することができます。